ウォーハンマーを楽しむ上でこだわりたいのが、ミニチュアのペイントです。ウォーハンマーはボードゲームとして楽しむのはもちろん、自分だけのカラーでカッコいい軍隊を作り上げることも大きな醍醐味の1つ。ウォーハンマーは専用塗料であるシタデルカラーやサーフェイサーを活用することで、立体感・本物感がある魅力的なミニチュアを作り上げることができます。
こちらでは、ウォーハンマー用に作られた塗料であるシタデルカラーの種類やサーフェイサーの特徴について解説いたします。ウォーハンマーの塗料を探している方には役立つ内容ですので、ぜひ参考になさってください。
ウォーハンマー用に作られた塗料であるシタデルカラーには、用途によって以下の7種類のカラーが用意されています。
■シタデル・コントラスト
この塗料1本でウォーハンマーのミニチュアの陰影が表現できるため、ウォーハンマー初心者にもおすすめです。
■シタデル・ベース
隠蔽力が非常に高く色が透けづらいため、ウォーハンマーのミニチュアに最初に塗るカラーとしておすすめです。
■シタデル・レイヤー
ハイライト用の塗料で豊富な種類があり、下地を活かしてくれるカラーです。
■シタデル・シェイド
陰影用の塗料であり、ウォッシュ塗装に最適です。粘度が低く、ミニチュアの窪みに塗料が留まって影をつけてくれます。ダークカラーが中心です。
■シタデル・ドライ
ドライブラシ用の塗料で、粘度が高く水気がほとんどありません。パステルカラーが中心です。
■シタデル・テクニカル
緑青や油汚れ、血糊など特定の用途に特化した塗料です。中には液状パテもあります。
■シタデル・エアー
エアーブラシ専用に調整された塗料です。匂いがなく、乾く前であれば水洗いもできて使い勝手のよい塗料です。
ウォーハンマーのミニチュアを塗装する際、シタデルカラーを塗る前にサーフェイサーを塗布するのもおすすめです。サーフェイサーとはミニチュアやプラモデルを塗装する前に塗る下地塗料のことであり、各メーカーから様々なサーフェイサーが販売されています。サーフェイサーには、以下のような効果があります。
■細かな傷やヒケ（窪み）を消す
サーフェイサーはパテのような役割を果たし、ウォーハンマーのミニチュア表面にある小さな傷などを隠してくれます。
■塗料の食いつきをよくする
サーフェイサーを塗ることで、ウォーハンマーのミニチュアに塗る塗料がはがれにくくなります。特にシルバー系のメタリックカラーを塗装する際には、サーフェイサーが活躍してくれます。
■色を均一にする
サーフェイサーは隠蔽力が高いため、下地として塗ると色のムラをなくすことができます。
■傷を見つけやすくする
サーフェイサーを塗ることでウォーハンマーのミニチュアの凹凸がはっきりと確認できるようになり、傷を見つけやすくなります。
■光をさえぎる
サーフェイサーの隠蔽力の高さは、光の透けを防いで「おもちゃ感」を減らしてくれます。
ウォーハンマーの塗料にはシタデルカラーが用意されています。シタデルカラーには用途に合わせて7つの種類があり、順番どおりに重ね塗ることで重厚感や立体感を演出できます。また、シタデルカラーを塗る前にはサーフェイサーと呼ばれる下地塗料を塗ることで、仕上がりの完成度を上げてくれます。シタデルカラーやサーフェイサーを活用し、魅力的な兵隊を作り上げましょう。
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