ウォーハンマー初心者は何から始めればいいの?楽しみ方をご紹介

ウォーハンマー初心者が世界感を楽しむコツ

ウォーハンマーとは、自分で組み立てたミニチュアを使って遊ぶテーブルボードゲームです。ミニチュアの種類が豊富なことと、自分でカスタマイズできる楽しさから、子どもの遊びとしてだけでなく、大人の趣味としても人気があります。

こちらでは、初心者に向けて、ウォーハンマーの歴史やウォーハンマーをおすすめしたい方、楽しみ方と世界観についてお伝えします。近くにミニチュアゲーム専門店がない方は、通販サイトジャイアントホビーonlineSHOPの活用をご検討ください。

ウォーハンマー初心者必見!ウォーハンマーの基礎知識

ミニチュアゲームのひとつ「ウォーハンマー」は、その世界観と種類豊富なミニチュアをコレクションすることの楽しさから世界中で人気です。初心者の方がウォーハンマーを始めるにあたっては、知っておきたいことがたくさんあります。

まずは、基礎知識としてウォーハンマーの歴史。そして次にウォーハンマーをおすすめしたい方のタイプについて見ていきましょう。

ウォーハンマーの歴史

ウォーハンマー(ミニチュアゲーム)の歴史

ウォーハンマーとは、ミニチュアフィギュアを使ったミニチュアゲームです。イギリスの企業「ゲームズワークショップ」が製作・販売しています。その歴史は古く、初版の発売は1983年。数あるミニチュアゲームのなかでも、歴史ある代表的な作品のひとつです。

ミニチュアゲームとは

ミニチュアゲームとは、「収集」「作る」「塗る」「遊ぶ」という4つの楽しみ方ができる複合的なホビーです。たくさんの種類のなかからゲームに必要な種類のミニチュアを選んで揃え、自分で組み立て、好みのカラーに塗装します。

そして、できあがったミニチュアをテーブルの上やゲーム盤、ジオラマなどの上に展開し、ルールに則って勝敗を決めるのです。プレーヤーが自分で作ったミニチュアを持ち寄り、それを使って遊ぶことができるのがミニチュアゲームの大きな特徴といえるでしょう。

ウォーハンマーの歴史

イギリスでは、19世紀頃から子どもたちの間でミニチュアゲームが流行していました。しかし、当時はスズの兵隊などを使い、歴史上で実際にあった戦争や戦闘を再現するノンフィクションゲームが一般的だったのです。

そのようななか、ゲームズワークショップが、ファンタジーミニチュアゲームである「ウォーハンマー」をリリースしました。完成度の高いゲーム性とその世界観などが話題となり、イギリスでかなり人気を博したようです。

その後、ウォーハンマーはイギリスだけでなく、ヨーロッパ各地や北アメリカでも大ヒット。派生作品である「ウォーハンマー40,000」も発売し、両作品ともに世界でトップシェアを誇るミニチュアゲームとなっていきました。

日本でも口コミで広がっていき、1996年「ウォーハンマーファンタジーバトル」の新エディションである第5版で初めて日本語版がリリースされています。

POINT! 混同しやすい!?TRPGとは

TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)とは複数名のプレイヤーが定められたルールのもと、コミュニケーションを取りつつ、一つの物語を作り上げていく対話型のロールプレイングゲームのことです。

参加者の一人はホスト(ゲームマスター)と呼ばれる、ゲームの進行役を務め、その他の参加者は物語に登場するそれぞれのキャラクターを務めます。

代表的なミニチュアゲームである「ウォーハンマー」にはホスト(ゲームマスター)が存在しません。また「ウォーハンマー」は対戦するのが特徴ですがTRPGの場合は一般的にプレイヤー同士で話し合い協力し合うのが特徴です。

中にはプレイヤー同士の対立が志向されているTRPGもあるので混同されやすいですが、基本的にTRPGとミニチュアゲームは別物扱いになります。

このような方にはウォーハンマーがおすすめ!

ネットショップでウォーハンマー(ミニチュアゲーム)の購入ががおすすめ!

子ども向けの遊びとして発展してきたミニチュアゲームですが、ウォーハンマーはコマを収集するコスト的な問題やストーリーの複雑さから、比較的に大人向けの遊びとして人気があります。では、どのような方がウォーハンマーに向いているのでしょうか。

ファンタジーやSFの世界観が好きな方

ウォーハンマーの大きな特徴は、その世界観にあります。ファンタジーやSFが好きな方のなかでも、特に戦記物が好きな方にピッタリです。ルールブックやスタートガイドを読んでいるだけでも、その世界に引き込まれます。

また、ミニチュアのデザインが美しいのも魅力です。ミニチュアサイズも大小あり、人間やモンスター、メカニカルなものなど多種多様。盤面上に並ぶ精巧なデザインのミニチュアを眺めているだけで楽しいという方も少なくありません。

フィギュアなどを作るのが好きな方

ウォーハンマーは、ミニチュアを自分で一から作り上げる必要があります。バラバラのパーツを組み立て、単色だったミニチュアに自分で彩色していく作業はまさにプラモデル。外箱のイメージ通りに彩色しても良いし、自分が思うままに配色するのも楽しいでしょう。

また、ミニチュア同士で武器を交換したり、武器を自作して持たせたりといったこともできます。しかも、作り終えたら飾るだけでなく、それをコマとして使ってゲームができるのです。ベースは同じミニチュアを使っていたとしても、結果的に自分で作り上げたオリジナル作品になるため、愛着がわくこと間違いありません。

コレクションが好きな方

ウォーハンマーでは、設定に沿ったキャラクターや兵士のミニチュアが多数販売されています。小さくても精巧に作られており、それぞれのミニチュアに細かい設定やストーリーが用意されているのです。デザインの良さで集めるもよし、オリジナル軍隊を作るもよし。

ミニチュアゲームのコマとして使うだけでなく、種類豊富なコマのなかから自分が好きなキャラクターを集めて楽しむ方も多いです。最寄りのショップに取り扱いがない場合、通販でも購入できます。

自由にカスタマイズして遊ぶのが得意な方

ウォーハンマーは作り込まれた世界感が用意されているため、それを再現した軍勢を作るのも楽しいでしょう。しかし、細かく設定されているにもかかわらず、ルールブックで「何事にも例外はある」と明記されているのがポイントです。

つまり、プレーヤー自身が想像して独自の設定を作ることを制作側が推奨しているのです。各ミニチュアにはそれぞれ特徴があり、接近戦が得意、遠距離攻撃が得意、特殊な能力を持っているなど、様々なタイプがあります。

軍隊の構築ルールに基づき、どのミニチュアを軍に組み込むかを考えるのも楽しいでしょう。単純に設定通りに遊ぶこともできれば、オリジナルの設定を作ることもできるという両面性に魅力を感じる方も多いです。

ウォーハンマー初心者が知っておきたい楽しみ方とウォーハンマーの世界観

自分が作ったミニチュアを使って遊ぶゲーム「ウォーハンマー」は、その世界観や精密なストーリーから世界中で人気があります。では、ウォーハンマーで実際に遊ぶためには、何から準備したら良いのでしょうか。ここでは、初心者でもウォーハンマーを楽しむことができるように、遊び方とウォーハンマーの世界観をお伝えします。

ウォーハンマーの楽しみ方

ウォーハンマー(ミニチュアゲーム) スターターセット・ボックス

実際にウォーハンマーで遊ぶには、どのようにしたら良いのでしょうか。

まずは集める

カードゲームなどと同様に、コレクターを魅了する数々のミニチュアがあります。種類豊富なミニチュアを上手に組み合わせて、自分だけのオリジナル軍隊を作りましょう。かっこいい、好きという感覚で選んでも良いのです。

ただし、ミニチュアごとに陣営や勢力などが設定されているので、そのあたりを気にしながら揃えないと軍団を編成できなくなる可能性があります。最初はなるべく、ひとつの陣営や勢力に絞って集めるとゲームはしやすくなります。

まずはひと通り揃えたいということであれば、ビギナー向けのスターターセットもおすすめです。スターターセットには、ルールを記載した「ルールブック」が同封されているものもあります。

・ウォーハンマー:Age of Sigmar スターターボックス
「ドミニオン」「エクストレミス」、「ハービンジャー」、「ウォリアー」等

・ウォーハンマー40,000 スターターボックス
「リクルート・エディション」、「エリート・エディション」、「コマンド・エディション」等

なお、近くに取り扱い店舗がない場合は、オンラインショップなどの通販で購入することもできます。

組み立てる

組み立てガイドを見ながら、ニッパーや接着剤を使って組み立てていきましょう。パーツを自分なりにカスタマイズしてもOKです。可動部分が少ないため、パーツ自体はそれほど多くありません。専用の「ペイント&ツールセット」を購入すると、組み立てとペイントに必要な道具がすべて入っているので、初めての場合はこのセットを用意すると良いかもしれません。

ペイントする

ウォーハンマーのミニチュアは、組み立て終わった段階ではすべて成型色です。もちろんこのまま遊んでも問題はないのですが、単色だと見分けにくく、オリジナリティがありません。そこで、次は作り上げたミニチュアを、自分の好きなカラーでペイントしていきましょう。

おすすめはゲームズワークショップが販売している、ウォーハンマー用のペイントカラー「シタデルカラー」です。5分程度で乾燥し、1度塗りで着色可能。希釈も手入れも水道水という使いやすい水性アクリル塗料です。

遊ぶ

完成したお気に入りのミニチュアを使って早速遊びましょう。戦場にミニチュアを配置し、ダイス(サイコロ)を振って対戦相手とバトルします。フィールドにはマス目がなく、ミニチュアごとに設定された移動距離をメジャーで測って移動する点も特徴です。

なお、基本的なルールが定められている「コアルール」は、ゲームズワークショップのサイトでダウンロードが可能です。また、より深く遊びたい場合ストーリーや勢力の設定、アーミーデータが記載されているデータブック「コデックス」や「バトルトーム」も必要になります。コデックスを購入して手元に用意しておきましょう。

これを知ればより楽しめる!ウォーハンマー 2つの世界観

ウォーハンマー(ミニチュアゲーム)AOS ホブグロット・スリッタ

ウォーハンマーの世界は、大きくわけると2つ。神話のファンタジー世界である「ウォーハンマー:Age of Sigmar(エイジ・オブ・シグマー 通称AoS)」と、SFの世界「ウォーハンマー40,000(通称40k)」です。

この2つは同じウォーハンマーのシリーズですが、世界が異なるため、基本的に大部分のミニチュアに互換性がありません。また、ルールも異なっています。それぞれどのような世界観になっているのか、具体的に見ていきましょう。

ウォーハンマー:Age of Sigmar

初代ウォーハンマーのテーマは、ファンタジーバトル。そして、その続編として2015年からスタートしたのがニューエディションである「Age of Sigmar」です。

神話のような話をベースとするシナリオや世界観の中で、英雄・神・モンスターたちが命をかけて戦う、壮大な剣と魔術のミニチュアゲームとなっています。

前身であるファンタジーバトルはいわゆる一般的なファンタジー観や史実に伴う意匠がベースとなっていましたが、AOSからは設定、デザイン両面において独自のファンタジー色が強くなってきています。

神王シグマーが盟主となる「秩序(オーダー)」、半神となったアーケィオン率いる「渾沌(ケイオス)」、大死霊術師ナガッシュ神が率いる亡霊の軍勢「死(デス)」、破壊の限りをつくす軍勢「破壊(デストラクション)」と、4つの大きな陣営にの中に数多くの軍勢が別れ、死闘を繰り広げるゲームです。

ウォーハンマー40,000

40kは、いつぞやから40,000年後を舞台にした遠未来の宇宙戦争がテーマのミニチュアゲーム。『そこは戦争だけが残った、過酷なる暗黒の遠未来』

公式のキャッチコピーにもある通り、狂気と悲壮感が漂う暗いシナリオとなっており、人類最大の勢力を誇る帝国と、それに敵対する幾つもの勢力の戦いが描かれています。

聖地「地球(テラ)」を本拠地とする人類種族の「帝国(インペリウム)」、暗黒の4大神を中心とした異次元の悪魔が集まる勢力「渾沌(ケイオス)」、異星人やエイリアンなどが集まる勢力「異種族(ゼノ)」が繰り広げる戦いを楽しみましょう。この宇宙では全ての勢力がヒーローであり、ヴィランでもあります。

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ウォーハンマーのアイテムや制作キットを揃えるなら、ジャイアントホビーonlineSHOPをご利用ください。

人気の「ウォーハンマー:Age of Sigmar」や「ウォーハンマー40,000」はもちろん、ウォーハンマーの派生ゲーム「アンダーワールド」「ウォークライ」「キルチーム」「ネクロムンダ」「ブラッドボウル」なども通販で購入いただけます。

人気の塗料「シタデル」も各種カラーを取り揃えています。オンラインショップに並ぶ数々のアイテムのなかから、ぜひお気に入りのひとつを見つけてください。

ウォーハンマー:Age of Sigmar

塗料

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ショップ名 ジャイアントホビー onlineSHOP
販売業者 GIANTHOBBY INC.
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